古城のデッサン
『過ぎ去りし王国の城』
著者 : 宮部みゆき
出版社 : 角川文庫
初版 : 2018年6月25日
読了日 : 2018年7月14日
オキニイリ評価 ★★★★☆(星4)
ーあらすじー
早々に進学先も決まった中学三年の二月、ひょんなことから中世ヨーロッパの古城のデッサンを拾った尾垣真。やがて絵の中にアバター(分身)を描きこむことで、自分もその世界に入りこめることを突き止める。
(角川サイトより引用)
ー響いた言葉ひとつー
p.328
どんな目が出るかわからないサイコロを振るのは嫌だ。誰だってそうじゃないか。
ー感想ー
宮部みゆきの本を初めて読みました。ファンタジー、こんな感じの話を書くのか!面白い!そんな感想です(ザックリ)
お話とリンクして思うことは、受験が終わった中高生が読んだら、どんな感想を抱くのかな!?
アイイロ アサギイロ
『子どもたちは夜と遊ぶ』上下
著者 : 辻村深月
出版社 : 講談社文庫
初版 : 2008.5.15
読了日 : (上)2018.6.27 (下)2018.7.3
オキニイリ評価 ★★★★☆
ーあらすじー
(上)
大学受験間近の高校三年生が行方不明になった。家出か事件か。世間が騒ぐ中、木村浅葱(あさぎ)だけはその真相を知っていた。「『i』はとてもうまくやった。さあ、次は、俺の番ーー」。姿の見えない『i』に会うために、ゲームを始める浅葱。孤独の闇に支配された子どもたちが招く事件は、さらなる悲劇を呼んでいく。
(下)
「浅葱(あさぎ)、もう少しで会える」『i』は冷酷に二人のゲームを進めていく。浅葱は狐塚(こづか)や月子(つきこ)を傷つけることに苦しみながら、兄との再会のためにまた、人を殺さなければならないーー。一方通行の片思いが目覚めさせた殺人鬼『i』の正体が明らかになる。大人になりきれない彼らを待つ、あまりに残酷な結末とは。
(講談社サイトより引用)
ー響いた言葉ひとつー
p.555
「だけど多分、好きだったんだ。初めて会った時から、多分ずっと好きだったんだ」
ー感想ー
上巻を読むのに、多少時間がかかったみたい。下巻はあっという間に読了。
大学生特有の感じがたまらなく懐かしくて、青春だなって感じがした。研究室とか実習とか…
暗い話なはずなのに、なんかほっこり。
やっぱり、辻村深月が好きだなって。
幻の脚本
『島はぼくらと』
著者 : 辻村深月
出版社 : 講談社文庫
初版 : 2016.07.15
読了日 : 2018.06.04
オキニイリ評価 ★★★★★
ーあらすじー
17歳。卒業までは一緒にいよう。
この島の別れの言葉は「行ってきます」。
きっと「おかえり」が待っているから。
瀬戸内海に浮かぶ島、冴島。朱里、衣花、源樹、新の四人は島の唯一の同級生。フェリーで本土の高校に通う彼らは卒業と同時に島を出る。ある日、四人は冴島に「幻の脚本」を探しにきたという見知らぬ青年に声をかけられる。淡い恋と友情、大人たちの覚悟。旅立ちの日はもうすぐ。別れるときは笑顔でいよう。
大人も子供も一生青春宣言!辻村深月の新たな代表作。
(講談社サイトより引用)
ー響いた言葉ひとつー
p.304 この子が親友で、同級生で、本当によかった。
ー感想ー
2018年に読んだ本の中で、今のところ、ダントツで好きな話。高校生の青春と、島の大人たちの葛藤や折り合いなどが、読んでいてスッーっと入ってくるし、想像できた。夏クールのテレビドラマを観ているようで、とても満喫できた。
s t a r t ☆
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マイペースに投稿。
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『本のタイトル』
著者 : ◯◯ ◯◯
出版社 : ◯◯◯文庫
初版 : ◯年 ◯月 ◯日
読了日 : ◯年 ◯月 ◯日
オキニイリ評価 ★★★★★
(オキニイリ 低★1→★5高)
ーあらすじー
ー響いた言葉ひとつー
ー感想ー
--------------------おしまい--------------------